achaBLOG

いつか自分だけでなく誰かの役にたてればと思います。

退職代行を使ったのは生き延びるため

嫌いなことして死にたくない!

 

上記の言葉は「年収90万円でハッピーライフ」を執筆された大原 扁理先生が本の中で発言しているお言葉です。

 

私もこの言葉に強く共感したから会社を辞める道を選びました。

 

こんにちは、あちゃです。

 

心の豊かさを追求して自分なりの幸せを求めて生きたいと思っています。

 

生きているかぎりすべてが通過地点だと思います。

 

ゴールはただの「死」のみ。

 

みな平等に同じゴールが待ち受けているのだからやっぱり人生は辛いよりも楽しいとかラクという感情をもって生きていくほうが精神衛生上、絶対良いに決まっています。

 

ということで私がなぜ退職代行をお願いしてまで仕事を辞めたかったのかをお話していきたいと思います。

 

本日もよろしくお願いします。

 

どんな会社に勤めていたのか?

 

とある田舎の旅館のフロントで約1年10ヶ月働きました。

 

最初はリゾートバイトとして派遣登録をしていて、全国各地を旅しながら生計をたてていこうとしていたのですが、新型コロナウィルスの猛威に邪魔をされてしまい、放浪の旅の第二弾であっけなく計画をぶち壊されてしまいました。

 

2020年の4月ごろから全国に緊急事態宣言が発令され、その時に派遣で半年ほど勤めていた家族経営の小さな旅館に拾われてそのまま正社員登録させていただいたわけなのですが一言で片づけると...

 

真面目な人間にだけ背負わされる仕事のキャパがデカすぎる

 

ということが原因で耐えきれなくなりました。

 

私の過去の職歴からくるステータスとして...

 

  • 海外生活通算8年(英語が人より少しできる程度)
  • フィットネスクラブのフロントとして勤続3年

上記の2点しかストロングポイントがなかったのですが、観光地だからこそ英語力が求められる点とフィットネスクラブで働いていた時に経験した入会手続きやお客様にご案内する接客の流れが少しだけ宿泊業と似ている部分があったからわりとすんなりと業務内容に馴染むことができました。

 

働き始めた当初こそ頼られることが嬉しくて気持ちよく働いていたのですが、少しずつそのやりがいを無理やり押し付けて丸投げをしてくるテイカーが沢山いることに気がつきました。

 

世の中にはギバー、テイカー、マッチャーの3通りの人間がいる。

 

チームで仕事をしていく上で上記の3つのポジションで構成されているといっても過言ではないのかと思います。

 

今回は簡単に触れるだけにしますが、ギバーは英語のGive(与える)が語源の言葉で私の解釈ではいつでもすすんで仕事をする真面目な従業員ぐらいな立ち位置です。

 

いっぽうテイカーはTake(取る)が語源なので簡単にいうとサボる人なんじゃないかと思っています。

 

マッチャーはMatch(見合う)が語源なのでお互いを同等にウィンウィンの関係を保つ存在を言います。今はマッチングサイトという言葉もあるのでギブアンドテイクを大事できる人が該当するのだと思います。

 

私がいた旅館の人間は全員が全員というわけではないのですが、ほとんどがテイカーの集まりでした。

 

釣った魚に十分なエサを与えない旅館の経営もまともにできない無責任なオーナー夫婦

 

新人や派遣社員を利用して大いにサボる古株の正社員

 

見事にそんな人間しかいませんでした。

 

具体例でいうと...

 

その日のチェックインを率先してやっていたら全部こなしていた

 

電話がなってもでないテイカーの度胸に勝てないので仕方なくでるハメになる

 

こういった小さいことだけれども積み重なっていくとたちまち不満が蓄積されて心が疲れていく悪循環に陥りました。

 

私が派遣社員として入社したころ、熱心に丁寧に仕事を教えてくれた正社員さんの1人がうつ病を患ってしまい長期でお休みをされ、傷病手当を受け取っていたのでしょうけれど、結局そのまま退職されました。

 

その他にも1年以上前から辞めたいと退職の意思を示していたのにも関わらず、「後釜が見つからない限りは退職を認めない。」と脅されて退職を先延ばしにされ、心に傷を負ってしまった責任感の強い人の苦痛を目の当たりにしてきました。

 

上記の2人の先輩社員さんを見てきたらこそ、私も次のターゲットにならないように、心の健康を損なう前に無傷で辞めていくにはどうしたらいいのかを考えて、悩みぬいた結果、退職代行をお願いするというカタチで決着をつけることができたわけです。

 

退職を選ぶ権利は労働者に与えられた当たり前のものなので、「私が辞めていくことで誰かがその重荷を背負うことになるから辞められない。」という考えはドブに捨ててOKですと弁護士さんは教えてくれました。

 

そんな我慢の選択をしてまでその仕事が好きですか?

 

この質問を自分自身に投げかけた時に即答で「NO」と言える人は今の仕事は辞めても問題ありません。

 

なぜならば、

 

結局仕事はなんだかんだでまわるから

 

なんです。

 

残されたテイカー集団たちは去っていった人たちをずっと非難し続けて保身に走りながらまた新しく入ってくる派遣社員さんや新人正社員の労力を搾取し、消耗品のごとく邪見に扱い骨の髄までしゃぶりつくしてカラカラになって捨てていくのでしょう。

 

そんな人たちの犠牲になって死ぬなんて自分が可哀そうすぎます。

 

まわりに何と言われようと関係ありません。

 

我慢は美徳の時代は終わりでいいです。

 

それに、我慢して何かをやりきったとして、その代償に心や体を壊すバッドエンドが待っていたとき、誰かが人生を肩代わりしてくれると思いますか?

 

そんな人は現れません。

 

人生の主役は自分自身だけであって代わりの役者は誰にも務まらないのです。

 

イカーたちがずっと逃げて人を利用しているのだから、私たちギバーも逃げていいのです。

 

もっともマッチャーになれたら最高なのですが、そうなれるように目指しつつ、イヤな人、事柄から逃げて生き延びていきましょう。

 

今回は以上です。

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。